平均IQ115、ノーベル賞受賞者を輩出するユダヤ人が賢い理由

2018年4月22日

東欧のアシュケナージと地中海地方のセファルディ

ユダヤ人は世界の人口の0.2%しかいないのにノーベル賞受賞者のうち22%も占めている。この結果は偶然では説明できず、ユダヤ人は他人種より賢いと考えるしかない。では、ユダヤ人はどうしてこんなに賢いのだろう?

ユダヤ人について語る前に「ユダヤ人は人種として定義できるのか?」という問題がある。ユダヤ人の定義は「ユダヤ教を信じる人たち」。となると、ユダヤ人という人種は存在しない可能性もあるが…。

ユダヤ人はドイツ、ポーランド、ロシアなどに住んでいたアシュケナージ系と、地中海沿岸や中東に住んでいたセファルディ系に分かれる。セファルディは混血が進んだためIQも住んでいる地域の平均と大差なく、もはや「ユダヤ人種」とはいえないようだ。

それに対しアシュケナージは、古くより非ユダヤ人との婚姻を好まなかったため、遺伝子的にみても他人種と明確に区別できるらしい。知能が高く優秀なのは、このアシュケナージの方。彼らの平均IQは115で、これは中国、日本、韓国等の東アジア人をも凌ぐ世界一。実際、世界各地のユダヤ人が移住してきたイスラエルでは、アシュケナージが上流階級、セファルディが下層階級を形成している。

金融業で成功できた原因は、識字率の高さだった

ユダヤ人が金融業に多いのはよく知られた話。ヨーロッパではユダヤ人の土地所有が禁止されていたので、彼らは仕方なくヨーロッパ人がやらない金貸し業に流れていった。しかし金融業は彼らに向いていた。高い識字率のせいだった。西暦1500年頃、ヨーロッパ全体の識字率10%程度に対し、アシュケナージの識字率はほぼ100%だった。読み書きや計算といった「学力」が必要な仕事に就くことができた彼らは、世代を経るごとに富を蓄積していった。その間、知能の高い者はより多くの子孫を残すことができたから、淘汰により彼らの知能はどんどん上がっていったはずだ。

アシュケナージの識字率が高かったことには原因があった。西暦65年、パリサイ派(ユダヤ教の主流派)の司祭が、すべてのユダヤ教徒は子供を学校に通わせなければいけないと命じた。ユダヤ教徒全員にユダヤ律法を理解させ、それに服従させるためだ。以降、ユダヤ教は経典を研究する宗教へと変化し、ユダヤ人の識字率は飛躍的に高くなった。

もともと知能が高くなる遺伝子を持っていた

遺伝子からアシュケナージの高い知能を解明する試みもある。アシュケナージはテイサックス病、ニーマンピック病、ゴーシェ病といった、スフィンゴ脂質という物質が過剰になるメンデル遺伝病にかかりやすい。しかし逆に、スフィンゴ脂質の量が多いと脳細胞が増え、学力や知能が高くなるらしい(この病気は劣勢遺伝なので、両親の片方がこの遺伝子を持っていても発病しない)。

その人種が成功するかどうかは、先天的知能によるところが大きい

ユダヤ人(アシュケナージ)が賢い理由は、高い識字率と知能を高める遺伝子を持っていたということだ。彼らは成功したが故に、世界各地で迫害された。しかし今では、その経済力でアメリカの政治を動かすほどになった。東南アジアの経済を牛耳る華僑もそうだが、その人種が成功するかどうかは、『銃・病原菌・鉄』の著者ジャレド・ダイアモンドがいうような環境ではなく、先天的な知能によるところが大きいと思わずにいられない。

まだコメントはありません

コメントを書く

あなたのメールアドレスは公開されません


*