遺伝子ネタ

顔のいい男と、身体能力の優れた男。どっちが優れた遺伝子の持ち主なんだろう?

投稿日:2017年6月23日 更新日:

男の優秀な遺伝子には2タイプある

生物学者ドーキンスが提唱した「利己的な遺伝子」という学説を初めて知った時は本当に驚いた。簡単に言うと「生物は遺伝子が存続するための乗り物でしかない」という説だ。で、遺伝子は優秀な遺伝子とペアリングした方がたくさん子孫を残せる。だからオスもメスも、自分の遺伝子を少しでも優秀な遺伝子と合体させるべく、日夜努力しているというわけだ。

 でも、いつも疑問に思うのは、優秀な遺伝子とは何ぞや?ということ。

 人間で考えると、優秀な遺伝子を持ったメスとは、美しい女性ということで問題ないと思う。しかしオスの場合、優秀な遺伝子を持ったオス、つまりメスにモテる男は、2つのタイプに分かれる。1つは顔のいい男、もう1つは、身体のいい男。イケメンは当然モテる。でも、顔はいかついけどスポーツができたりケンカが強い男もモテる。どちらのタイプを好むかは女性によって決まっているようだ。顔のいい男と身体のいい男、どっちが優秀な遺伝子の持ち主なんだ?

※頭のいい男、生活力のある男、優しい男というのもモテる要素だと思うが、それは「遺伝子はたいしたことないけど、子供をちゃんと育ててくれそう」というメスの生殖戦略に合致しているからモテるだけで、ここで問題にしているのは純粋に「生物として優秀な遺伝子」です。お間違いなく。

新説?顔の良さは設計図通りに作られていてることの証明、身体の良さは性能がいいことの証明

で、ここからは僕が勝手に考えていることなんだけど・・。

 世界中の人間の顔を混ぜると美男美女になるらしい。ということは、人間としての基本的な設計図というものがあって、顔のいい男というのは「その設計図どおりにきちんと作られていますよ」という証明なんだと思う(逆に顔が悪いとは、設計図からどれだけ逸脱したかという証明)。設計図通りに作られている、つまり故障が少ない=病気になりにくいということだ。

次に「身体がいい男」。それは「設計図通りじゃないけど、性能はいいですよ」という証明なんじゃないだろうか。性能がいいから生存や生殖の場での闘争に勝ち残る可能性が高い。それはもちろん遺伝子の存続にプラスだ。

そしてメスの場合、生存や生殖のための闘争に巻き込まれる機会が少ないため、純粋に顔の良さだけで評価されるんじゃないだろうか?

故障の少ない男と性能のいい男、どちらを選ぶか? それは女の生殖戦略次第、ということなんだろうな。

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