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自殺を希望する人に安楽死の薬を支給するって案はいかがでしょう?

投稿日:2017年3月3日 更新日:

自殺を希望する人に安楽死できる薬を支給するという制度があればいいのになぁ、とずいぶん前から思っていた。死にたい人は苦しむことなく死ねるし、医療費や年金、生活保護費の削減にもなるから国の財政も助かる(今、認知症や寝たきりの老人が生きていくのに莫大な年金や医療費が使われていることを考えると、この国が破産するのも仕方ないかなって思える)。

それに今後、遺伝子研究の進歩により人はますます死ななくし、出生数は減る一方だ。そうなると、永遠に同じメンバーで生きていかなければならなくなる。それを緩和するためにも、死んでくれる人は貴重なのだ。

いいことづくめだと思う。

ただし、運用には慎重にならなければいけない。老人や大病の人への家族からの「早く死ねプレッシャー」があっては絶対にいけない。そこで、こんな感じで運用すればいいんじゃないか?と考えてみた。

若い人はやり直しがきくし、親とか親しい人が多く生存していれば悲しむだろうから、65歳未満は不可とする。専門のソーシャルワーカーを置いて自殺希望者へのカウンセリングを行い、その人の「死にたい」という願いが適切かどうか、他者から「早く死ね」というプレッシャーを受けてないか、を慎重に判断させる。同時に医師の診察を受けウツ病かどうかもチェックする。それらのチェックをクリアした人だけが、晴れて安楽死薬を手に入れることができるようにするのだ。

でも、この「安楽死システム」が実現するのは100%無理だろう。もし政府がこんな提案をしたら「生の尊厳を冒涜している」「人間は生をまっとうしなければいけない」とか言われて凄まじい非難を浴びるに決まってるし、次の選挙で議席を激減させてしまうだろう。

ネットの掲示板で「死にたい」という書き込みに対し「生きていればいいことがある」というレスよくみかける。いいことがある~無責任な言葉だ。治る見込みのない病気で苦しんでいる人が「早く死んで楽になりたい」と思うのは自然なことだし、そんな人に「生」を強要するのは人権侵害だと思う。

病気じゃなくても、例えば60代70代で伴侶も貯金も仕事も友人もなく「もう人生、終わりにしたい」と思っている人が、この先、生きていていいことがあるだろうか?

言うのは簡単だ。でも「いいことがある」と言ってる人だって、本当にそう思って言ってるんじゃない。他人を “無責任に” 励ますことで、自分がいい気分になりたいだけなのだ。

ちょっと話がズレたけど、スイスやベルギーでは治る見込みのない病気の人の安楽死を認めている(ベルギーには年齢制限もないらしい)。本当に素晴らしいと思う。日本も「生の尊厳」とか馬鹿みたいなキレイ事を言ってないで、早くそういったシステムを取り入れるべきだ。そうなれば、僕も安心して生きていられる。

 

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