科学&宇宙ネタ

フロンティアスピリットを持つADHD遺伝子は、人類の存続に必要不可欠だった!?

投稿日:2017年4月3日 更新日:

マーズワン計画は、イギリスとオランダの団体が進める有人火星飛行プロジェクト。2026年に火星に人を送り込む予定だ(その後、到着予定が5年遅れとなり2031年になるという発表があった)。その大きな特徴は「片道切符の旅」ということ。火星へ行ったら二度と地球には戻れないという過酷なものだ。

そのマーズワン財団が募集した火星移住希望者に、世界中から20万人の応募が殺到し、1058人の候補者が選ばれた。この中から何人が火星に行けるのかはわからないが、本当にうらやましい。僕も若くて視力が良かったら絶対に応募したのになぁ。

でも、この話を友人にすると「片道切符なんだろ?俺は絶対に嫌だ」という奴がほとんどだった。やっぱ普通の人はそうなのか~とあらためて思った。

古来より、人間は常にフロンティアを求めて冒険の旅に出た。はるかな砂漠や大洋を渡り、新天地をみつけ、そこを新たな生活の地としてきた。そうしてアフリカから中東に出て、そして全世界に広がって行った。さらに今後は、宇宙へと生息域を拡大していくことだろう。

こうした「新しい場所へ行きたい」というフロンティアスピリットの持ち主は、絶対にADHDだ。普通の人(非ADHDの人)は安定した暮らしを望む。何があるかわからない未知の土地に行こうだなんて、間違っても思わない。でも、この「たとえ片道切符だとしても、未知の世界に行ってみたい」というADHDの特徴は、人類が生き残るために必要不可欠な要素だったといつも思う。

もし人類が特定の場所に固まって暮らしていたら、天災や疫病が発生した際、全滅する可能性が高い。でもバラバラに暮らしていたら、全滅は免れる。人間にADHDの遺伝子がなかったら、アフリカから出るまでに絶滅していただろう。賭けてもいい。

だから非ADHDの皆さん、ADHDをもっと暖かい目で見てやって下さいね!

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